年間2回〜3回のポイント取得可能な研修会を開催しています。
全国的に活躍されている講師の先生を招いての研修会の他、支部会員によるシンポジウムも開催しました。
2016/5/21 会場:長野大学
2016年度総会の後「地域のシステムを基盤とした乳幼児の発達支援」をテーマにした臨床心理士 三木郷子氏、及び3名の会員による講演・シンポジウムが行われました。
基調講演では、赤塚正一先生(上田養護学校)から特別支援学校のコーディネーターとしてある市の就学支援のシステム作りをキーパーソン(市の管理職)と構築してきた実践をお話しいただき、職種の違い、職場の違い、を乗り越えて発達支援を繋げていくことに大きな示唆がありました。
3名のシンポジストからは、「保育園児にセカンドステップを活用したSSTを実施した報告」:高橋佳子氏(北信圏域障がい者総合相談支援センター)、「幼児期の関係性の障害の改善をめざした親子教室の実践」:小林文子氏(上田市発達相談センター)、「市内の各課にまたがって乳幼児支援を行っている実践」:三木郷子氏(佐久市福祉課療育支援係)の発表がありました。
まとめとして副会長 田中秀明先生(清泉女学院短期大学:当時)から、連携に繋がるヒントとは「誰でも実践できるという重いになれるもの」「何のためにとい共通認識を持つこと」「目標と支援の具体的な計画の必要性」であり、目標設定には発達の視点をもった臨床発達心理士の専門性が生かされてくる、等とお話があり、充実した研修会となりました。
安曇野市役所大会議室は満席になり盛況でした。今までの疑問が解けた。わかりやすい内容だったと好評でした。
「時間が短かかった。」「後半の内容をより詳しく知りたい。」など感想・要望があり、2017年1月にも米澤先生をお招きしての研修会を開催しました。
会員の企画による各地域での研修会についても随時ご案内しています。主に各種検査法や、検査の解釈を元に事例を検討する研修会が行われています。
2017〜18年度
KABC-Ⅱ自主研修会
事例検討を含め年間4回の研修を実施しました。坂城町教育委員会共催(東信地区)
2017〜18年度
WISC−Ⅳ自主研修会
事例検討を含め年間2〜3回の研修を実施しました。(中信地区)